6月中旬 田植を終えて一息つきたいのも束の間 宿敵雑草との闘い

田起こし~代かき~田植えと適期作業の履行に追われていた為、必然的に農道や畦畔(田んぼのあぜ)の草刈りは先送りし、決して蔑ろにしていたわけではなくグングン成長してくれる姿を横目で見ていたわけですが‥
いよいよ言い訳できる時期も過ぎ待ったなしの草刈り作業に取り組んでいます。

これは私の愛機BIG-Mというネーミングの刈り払い機ですが左ハンドルの付け根を見るとアルミハンドルが裂け折れかかっています。
草刈り作業を開始したところハンドルを握る腕に妙なフニャ感があったところ、見たらハードワークに耐えかねて折れかけてしまったようです。
滅多にないことなので頭が白紙状態で‥すぐに作業再開するには機械を新品で買い替えるのか?それとも農機屋とかホームセンターでハンドル部品だけの在庫はすぐに手に入るのか?はたまたネットで部品を検索してみますがすぐに対象のものは見つかりそうもありません。
「ひらめけー、ひらめけー」とどこかで聞いたようなフレーズで「とりあえずネジを回してみるか」と、目の前にある4つのボルトを外してみました。真ん中のカバーを取ると隠れていて1本繋がりだと思っていたハンドルは真ん中でセパレートに。
「なんだ裂けめで切っちゃうか」と金属を切断できる工具グラインダーでキィーンと切って、真ん中のカバ―部分に収めボルトを締めなおし事無きを得ました。
ハンドル幅が5センチ以上は狭くなったはずですが意外としっくりきて「こっちの方が自分にはむしろフィットしてるかも」と無理に満足していました。

気を取り直して、操作感も意外と良くこんな法面の難所の苦行も結構順調に草を刈り終わりました。
周りの生産者はいつもどうやって除草処理をこなしてるのか、見習いたいものです。

その後で庭先でコーヒーブレイクです。
田んぼの真ん中太陽の下では多少風があろうが灼熱地獄ですが、パラソル下の日陰ではそよ風でも吹こうものなら爽やかリゾート心地です。
軽トラさえ見えなければ現地詐称も可能でしょうか

草刈り作業再開
これはひどい!畔際から田んぼの無きに向かって2m以上も草(農家ではヨバイズルなどと呼んでいますが)が根を張り伸びています。これを農具で一つ一つ掻き上げて根気仕事としか言いようがありません。放っておいた年もありましたがこの先まだまだ伸びていきますので今後のいろいろな機械作業に支障が出るばかりか稲に覆いかぶさって最終的には収穫量に悪影響を及ぼすので退治です。

こうやって全部を畔側に掻き上げていき纏めて刈り払い機でカットして断絶していきます。私の場合はですが
今のところ行き着いた駆除手段はこれがベターな感じで考えるより前に進まなければ次の作業が目白押しです。