1月2日 例年より遅れてやっと!自宅で餅つきが出来ました!
「卓上餅つき機」と精米済みの「モチ米」が必要ですが、逆にそれさえ準備出来れば作り方は簡単でいつでもつきたての美味しい餅が食べられますので機会があればぜひ挑戦してみて下さい。
田舎でも、「スーパーで買ってきた方が簡単だから」と、自宅で餅つきする家庭は徐々に減ってきているのかもしれません。今年は、年末に体調を崩してしまったせいで餅つきは正月の2日までお預けになってしまい、ようやく今冬初の餅を食べることが出来ました。
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モチ米を洗い水に浸す(6~10時間)


稲作農家の特権にはなりますが自家製のモチ専用品種「こがねもち」を使い、今回は1.8升分の餅を2回つきます。
米を強く研ぐというよりは軽めに洗う感じで白い濁りがなくなるまで繰り返し、最後に水をたっぷりと張り冬場は10時間近く浸します。通常は夜準備をして朝まで一晩浸すことが多いでしょうか。モチ米は相当水を吸収しますので水が少ないといつの間にか米が水面から顔を出してしまうようなことがあるため想像よりかなり多めに水を張っておく必要があります。
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モチ米をザル等にあけて水を切る(15分)

モチ米をザルに空けて15分程度水を切ります。
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餅つき機に米を入れ「むす」スイッチをON!



- 餅つき機左側にある水を入れるケースに、コメ量に応じた水を注入します。(餅つき機の容器の底の方にコメをこねる為の羽根が付いているのが分るでしょうか)
- 水を切っておいたモチ米を機械に入れます。
- 「むす」のスイッチをONにします。(だいたい30分~40分間でモチ米の量によりますがブザーで終了を通知してくれます)
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餅つき機のフタを開け「つく」スイッチをON!






- むし終わったところで、餅つき機の「つく」スイッチをONにします。
- ここから自動的につき始めますが餅つき機の底に付いている羽根でコネながら徐々にモチ米から→モチに出来上がっていく様子は見ていて楽しいです。
- ここまでの間に、つきたての餅を入れるためのビニール袋を準備しておきます。モチを伸ばし広げるときに袋の隅から不要な空気がスムーズに抜けるように両隅にキリで小さな穴をあけておきます。
- 余談になりますが‥私が個人的に好きなのが~ついこの餅つきの途中でしてしまう蒸したてのモチ米の”つまみ食い”です。言ってしまえば白米の「おこわめし」なのですが。このモチになってしまう直前しか味わえない甘い香りと最強にモチモチした甘みのあるモチ米が子供のころから大好きです。昔、祖父の餅つきの手伝いをしたころは火力の強い「ぬか窯」で蒸したものです。そんなことも思いだしながら懐かしさもスパイスになっているのでしょう。
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つきたての餅を容器にひっくり返してあけビニール袋に小分けする

- 餅つきが終了するとやはりブザーがなりますので、容器を機械から取り外し大きな別の容器にひっくり返しモチをあけます。
- つきたてで高温のため、手袋(軍手か布手)を付けて水で冷やしながら餅をちぎり分け用意したビニール袋に適量に小分けしていきます。伸ばし広げたときのサイズを想像しながら量を決めます。
- ちなみに、この作業は餅が冷え固まってしまう前に行いたいため時間との闘いともいえますのでスムーズに行うには3名以上で向かうのが正解です。
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餅が柔らかいうちに手際よくビニール袋のまま「のす(伸ばし広げる)」



また、
- 「のし棒」を使って伸ばし広げていきますが、熱く柔らかいうちがベストです。まさに時間との闘いですので数人で分担して、ビニール袋に小分けしていく作業と同時進行で進めていく必要があります。
- 最初はビニール袋の口を開けたまま伸ばし広げていってもいいのですが、8程度広がったら袋の口を折りかえしておけば角を整えることができます。
- 最終的には、合計3.6升分で写真のような数の袋が出来上がりました。こうしておくと食べる都度、ビニール袋のうえから切り分けて食べることが出来て大変便利です。例えば知り合いにお裾分けするときなども袋単位で差し上げられるのでとても手軽です。
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少し残しておいて、つきたての餅料理として美味しくいただく😋






つきたての餅がやはり食べたかったので、最後の分を残しておき美味しくいただきました。
「おしるこ」「きなこ餅」「大根おろし餅」です。本当に美味しかった!😋😋
まとめ
餅つき機やモチ米が必要だったりとひと手間かかりますが、自分で作った餅は粘りと滑らかさもあってやはり最高に美味しいです。
また、つきたてが食べられるのはとても贅沢な気分です。
準備さえ出来てしまえば作ること自体はそれほど難しくないのでぜひ挑戦してみてください。