8月上旬 総合病院で大腸内視鏡(大腸カメラ)による精密検査を受けました。
結論：大腸カメラによる検査は、自覚症状がなくても絶対に定期的に受けた方が良いです！
前回の続き～初診を受けて大腸カメラ検査予定日を決定
７月下旬、自身の血便を発見し人間ドックでの陽性結果が判明したのが週末でしたので、憶病な私がどんなに気を病んでみても週明けの月曜日までは診察も精密検査も受けることができません。これから病院で１日がかりで大腸検査を受けたりするとなると、家族の知らない間にサーッと行って帰ってくるのも大変だし、もしも結果が良くなかった場合にもいきなり伝えなければならないでしょう。一応人間ドックで引っかかって要精密検査になったことだけは伝えようと自分の中では決まりました。
症状等には気がかりな点がいくつかあって、①血便が出たこと、そしてこの日から連日血が混ざっている様子があること②そう言えばここ数か月、見た目で便が細くなっていること③今まで特に痔を経験したりあまりその気配を感じていないこと④ここ数日お腹に力を入れるとお尻の奥が少し痛むような若干の違和感が出てきたこと⑤サラリーマン時代は毎年人間ドックを受診していたものの退職した後は色々と仕事が忙しくて昨年ついに受診をパスしてしまい丸２年間は何も検査をうけていなかったことなどが不安要因にあげられます。ネットを検索して調べていると大腸がんや大腸ポリープの情報が次々入ってきます。私は専門家ではないのでいろんなサイトで共通的に載っている内容は素直に予備知識として吸収されてしまいます。その中で特に腸管にがんができた場合に便が細くなる点や、ポリープが時間をかけてがん化しもろくなった細胞が便通の際に擦れて出血するようになる点があげれらており、どうもポリープのみで血便というのはそれほど書かれていなかったように思います。そこから思考回路は既に８割方大腸がんで想定が始まりました。
罹患部が直腸の肛門に近い部分だとしたら人工肛門の可能性か、それは避けたい💧とか、手術となったら農業の稲刈り時期最中にあたったりして自分で作業できる時期が合うのかとか、医療保険に入ってる内容はどうだったかなとか、お医者さんに未だ診てもらっていない分自分の得たばかりの浅い知識を基に妄想だけが広がっていきました。
その週明けの月曜日、開院一番にドック結果を持ちながら診察の時間を待ちました、そこでどれだけ症状を聞かれたり深刻な話をいただくのだろうと思っていましたが診察室での所要時間は短く、内容的には「内視鏡検査をしますね、いつがいいですか？」ということで、私の都合着く範囲の直近で約１週間後に大腸カメラ検査の予約を入れていただきました。待合室で看護士さんから検査当日に向けての準備や手順について説明を受け、本日は薬局で検査用の下剤を売店で検査食をそれぞれ購入するよう聞きました。人からよく大腸カメラは大変だよと聞いていたものをいよいよ初めて受けるんだな～と思いつつまだ一週間あるし、簡単でも一旦はお医者さんから診察してもらった安堵感で少し気が楽になって帰宅しました。病気への不安は依然続いてはいましたが。
それからの数日は、あまり色々考えても仕方ないと普段通りの食生活を続けました。検査結果の想像は悪い方に考えたり少し持ち直したり、検査日が近づくにつれ未体験の検査そのものが不安で少し憂鬱になってきました。でも早いものであっという間に前日です。この日も農作業は待ったなしでありましたが検査前日の食事制限も始まりつつ体力も保全したいのでなるべく負担の掛からない作業にとどめました。昼食・夕食と前回の診察の際に病院売店で買った検査食です。
いかにも消化の良さそうで病院食でよく見そうな、これまでの生活であまり縁のなかった形状でしたが‥意外にも「これは美味しい😋」特に右写真の夕食のビーフシチューなどはおかわりが欲しくなりそうでしたが、これも明日の検査を上手く実施してもらうためとよく噛みながら消化良くなーれといった気持ちで平らげました。
その後夜11時頃には、就寝前の液状の下剤をコップ１杯の水に溶かし流し込みました。
