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KOHコウ
このブログの筆者

こんにちは! KOH(コウ)です。

農業地域に生まれ育ち、一旦は国家公務員として就職して何年も地元を離れたことがありましたが、結局はUターン転職して数十年サラリーマン生活を経験。父親から稲作を継ぎ、少し前に脱サラ~給料生活に別れを告げ本業として農業に就きました。本来なら定年退職まで残り何年もあったので、まだまだ安定収入確保が必要な50代です。今の農業情勢にもいろいろ不安は募ります。

夢をかなえての「人生の楽園」みたいな華々しい話ではなく、田舎や農業の良いところ、じゃないところ、プラスαの出来事など、リアルな目線で農業や地域の行方も見据えながら思い付きで綴ります。

ヤマハ400㏄のオートバイを長々と車庫で眠らせており、車体が不調にならないように年に数回エンジンを回すためだけに周辺を流すのがやっとです。乗る乗らないに関係なく今年も費用の掛かる車検が待ち構えていて、いつかまとまった休暇を捻出して数日でも気ままな旅にでも出てみたいと願う貧乏暇なしスタイルです。

農業だけに固執せず、各種資格等の取得を通して自他のために役立つ多様な知識も身に付けたい‥そんな心構えも持っていたいと思います。

主な保有資格は、宅地建物取引士、FP2級、日商簿記2級、証券外務員一種、大型特殊運転免許、大型自動二輪運転免許、危険物取扱者乙種4類、安全衛生管理者、フォークリフト運転など

和室の古い砂壁をDIY補修・塗装する方法~リフォームに挑戦

少し前になりますが、古い和室を事務室にしたくてリフォームを考えたところそこは緑色の砂壁が汚れて薄暗くなった10畳ほどの和室。予算も無いですしなるべく早く使えるようにしたい。これが元々壁紙の部屋とかなら張替えなども割と簡単に出来るのでしょうが砂壁となると壁の塗り直しや塗装も自分では難しいのかなと半分諦めかけていました。

でもいろいろと調べてみると、砂壁の塗装などについては下地処理とか順序立てて作業を行っていけば自分で部材等を購入して不可能ではないようです。あまり器用でもないですが苦労の過程とビフォー~アフターの記録を紹介したいと思います。

元々は緑色の砂壁でしたが長年の汚れも手伝って部屋全体が暗い感じになってしまっています。
まずは、壁のホコリやゴミを取り除き畳の上や柱や梁と壁の境などにマスキングなどを施し全体に養生をして塗装等の準備をします。作業で塗料がたれたり飛び散っても他の個所が汚れないようにしなければなりませんので💦
養生が完了すると、いよいよ壁の補修と塗装の作業をスタート。砂壁面が経年劣化や地震の影響?によって隅っこの数カ所崩れ落ちている部分がありました。ほとんど小さい欠けでしたが一番大きな部分で手のひらサイズくらいあったでしょうか
この穴をまずホームセンターで市販されている壁用補修パテをヘラで押し付けるように埋め込みながら平らに塗り補修しました乾くまで次の作業は待たなければなりませんでした。
そして、最も悩んだことの一つに砂壁に新たな色の塗装は上手く出来るのか?という点がありました。ご存じの通り砂壁は表面がザラザラしており古いものほど手で触ればボロボロと削れ落ちてしまうような感じです。さらに塗装となると滑らかな壁面と違いザラザラ感の上から刷毛で塗ったとしても刷毛は砂交じりになりそうだし表面に染み込んで作業も順調に進むとも思えませんでした。
今は諸々の作業のためには良い商品があるものだということを知りました。私が使ったのは「マルチ固めるシーラー」という商品で、「塗れない素材を塗れる素材に!」とパッケージには謳ってありました。
これだなと思いまず塗れる壁に変えるために塗装用ローラーでひたすら塗り伸ばしました。これがまた砂壁によく染み込む染み込む。当初購入してきたシーラーの量では足りなくなったのはもちろんのこと、これに伴って塗装用のローラーも使い始めはシーラを吸収して塗り心地も滑らかで調子よいのですが転がす度にだんだんと吸収もシーラ塗装の伸びも悪くなってきてすぐに使い物にならなくなってしまいます。どちらもホームセンターへ追加購入に向かう羽目となりました。
シーラーを塗った後に本塗装作業には時期にもよりますが完全に乾くまで2~3日おきました。何より忙しかったので必然的に日を置いて次の作業になったのですが‥

一回目の塗装を行った後です。色はホワイトですが初回は薄塗りして完全に乾いてから2度塗りまたは3度塗りして仕上げるのが良いようです。しかし塗料を相当使ってこんな感じですが最終的にきれいに仕上がるのか不安がありました。ちなみに使用した塗料は室内壁用水性塗料です今はシックハウス対応=低VOC塗料など配慮された商品となっていますので購入時によく確認いただければと思います。

さらに塗装する壁の隅々(柱と壁の境)にはコーキングを施し繋ぎ目の役割として仕上げが少しでもきれいになるようにしました。この作業の前提ではマスキングテープできちんと養生をしておくことが必要なのですが、塗装が全て終わった後にマスキングテープを剥がしていく瞬間にこのコーキングがしっかり際立ってきて気持ちの良い仕上がりになりました。

二回目(仕上げ)の塗装が終わりました。心配していたよりも割とムラなく納得できるレベルの仕上がりになったかと思います。なんといっても部材トータルでもたしか3~4万円程度の費用で済んだかと思います今回の場合ローコストが何よりです。

結局、10畳和室の砂壁を塗るのにこれだけの塗料を使用しました。上手な人がやればもう少し効率よくできたかもしれませんが‥プロのようにはいかなかったとしても初回にしては合格点かと思い、僅かながら自己満足の結果となりました。

せっかくなので、もう一歩仕上げたくなり、この部屋のイメージダウンにもつながっている劣化した畳と直射日光や熱で古びたカーテンを改善することにしました。

全てネットでの注文ですが、畳の上からそのまま敷けるフローリングカーペットとブラインドを取り寄せ自分で取り付けました。さらに昔ながらの笠の付いた蛍光灯を10畳対応のLEDライトに取替えイメチェンを図りました、これは量販店で4000円程だったと思います。‥さて色々と悪戦苦闘をお見せしましたが何とかトータル的に振り返ってみて自分でこうしたいとイメージすれば実現に少しは近づけられるものです✨ちょっとした事務所っぽくなりました\(^o^)/

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