11月中旬 おしゃれな石油ストーブを購入し使い始めました。
寒い地方のわが家では、冬の暖房というと定番のコタツに石油ファンヒーターというのが近年のスタイルでした。実は、十数年前の住宅新築の際に建築業者に頼んで当時の憧れだった薪ストーブを設置してもらい楽しみながら暖まっていたものですが、5年程前に薪ストーブの前面ガラスが割れてしまったのを機にそのまま修理せずにファンヒーターがメインの暖房に落ち着いてしまっていました。
「石油ストーブ」というものは少し前の暖房器具のように決めつけて、これまであまり選択肢に挙がりませんでした。
ところが何かの広告で今回の「あずきミルク」という愛称のSLストーブが目に留まり、ちょうど新しく事務所にした部屋の暖房が必要な折に、殺風景な部屋に少しでも和むような雰囲気でインテリアアイテムにも出来るような気がしてコロナの公式オンラインストアで調べ即決してしまいました😅このタイプのストーブを自分で購入したのは初めてでしたし、これまでもこれを選択することは予想していませんでした。
外観や使用感を少しお伝えしたいと思います。
概要
あなたの「好き」をカタチに。というフレーズのもと2020年にアンケート投票でカラーを決定したSLストーブ「あずきミルク」が大好評で完売し、この秋4年ぶりに待望の復活を遂げたとのことです。もちろん私はその頃のことを知る由もありませんでしたし、何といっても今回たまたま見つけたものですから。
形は昔から知る小型の円柱スタイルで灯油を燃料とするSLストーブです。暖房の目安は13畳くらいまでで高さ約55cm重さ9.9㎏、タンク容量は6.0ℓで燃焼継続時間が約12時間という仕様になっています。なんといっても「あずきミルク」は可愛いく暖かみのあるカラーが人気のようです。
ストーブの外観
段ボール箱で配達されました。箱の外側には今回購入特典のストーブカバー(収納時用)が張り付けられています。試しに被せてみました。
外観は、昔から知っている円柱に近いスタイルでレトロ感あり、色あいについても穏やかで「あずきミルク」のネーミングの通り可愛らしい和む感じです。ピンクに近いような色だったら自分が使うにはいやらしい感じになってしまうかなとか心配もあったのですが、事務所にも全く違和感なく馴染みそうな良い感じで、殺風景な部屋を少しでも明るく雰囲気を和らげたいという目的は達成できたような気がします。
あとは使用してみてどうかといったところです。







ストーブの使用感
タンクに灯油6ℓを満タンに給油しさっそく使用してみました。
着火する際は、正面の調整ダイヤルを時計回りに一杯に回し切り、正面の扉を手前に開き、正面下部の着火レバーを下に軽く押し下げます。確実に炎が着いたら扉の中にあるハンドルを左右に軽く振り芯が本体に確実にセットされているか確認し炎が行き渡ったら扉を閉じます。
30分もするとかなり暖かさが伝わってきます。思ったより柔らかな暖かさです。対流型石油ストーブだからでしょうか遠赤外線炎筒の効果からか自然の対流で事務所空間全体をじんわり暖め身体もしんから暖めてくれるような安心感があります。現在修理してなくて自宅で使えていませんが「薪ストーブ」に近いような包み込むような暖かさがありそうです。ちなみに使用している事務所は約10畳のあまり断熱性も高くない構造の部屋です。
石油ストーブというと匂いが心配だったこともあるのですが、換気にも気を配っているせいかほとんど気になりません。部屋全体がしっかり暖まっているので多少の外気の出入りはむしろ心地よく感じます。
ストーブの小窓から炎も見えますので見た目も暖かそうで、レトロな雰囲気から単なる暖房器具というよりもインテリア家具の佇まいがあります。
また、灯油の消費量ですが満タン6ℓで12時間と書かれているところ、私は1日平均6~7時間使用していますがあまり暑すぎの室温は好まないため弱火にしており半分/日までは消費していないようです。
使用感、燃費の面からも想定より良く満足できています。




その他
今回私はタイミングもあり即決して購入しましたが、今現在オンラインストアを覗いたところ何と!既に「ご好評につき、完売しました」となってしまっています。😢やはり絶大な人気があったようです再販はないのでしょうか。私の体験を紹介だけしておきながら大変心苦しいかぎりです。
ただ、レトロな雰囲気を求めてカラーにさえ拘らなければホワイト系やブラック系などという選択肢もアリかと思います。
まとめ
今まで暖房手段として選択肢に挙がらなかったSLストーブですが、実際に購入して使用してみて、雰囲気のある良い品物だなと実感しましたし、暖房効果もかなり満足のいくものでした。寒い日でも炎を灯すのが毎日楽しみになりました。
また、近年多い自然災害の時などに電気を必要としないストーブは重要な防災器具の役割としての側面もあります。
私のように思っていた方も多くいらっしゃると思いますが、発想を変えて一つの選択肢として少しでも参考にしていただけたらと思います。