田舎の田んぼの近くにはあまり高い建築物は存在しません。だからこんな風に田面を広く見渡せる場所は割と貴重です。

5月下旬 田植直後の苗はまるで水耕栽培のようです。辺りに水面が輝き映える時期は思いの外短く、夕方にはカエルの鳴き声も心地よい少しだけ作業も落ち着くひと時です。

6月中旬 早いもので稲は土壌の肥料分をたっぷり蓄え育ち盛りです。若々しく元気をもらえそうな気がします。稲姿はそれぞれの圃場で刻一刻と変わっていきますので一面緑色がそろって統一感が感じられるのは今くらいでしょうか。
もう少しすると中干や溝切り(江立て)、穂肥(追肥のようなもの)その間にも何度もの草刈り作業が必要となってきます。

線路の反対側に沈む夕陽です。
何てことはない風景ですが、都会でひしめくような建造物等ジャマなものが何もない場所で夕陽の風景を見れるのは少しは贅沢なのかもしれません。
まあ、こんなのんびりした風景はたまに見られるくらいで丁良いという人が大半なのかもしれませんが。