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KOHコウ
このブログの筆者

こんにちは! KOH(コウ)です。

農業地域に生まれ育ち、一旦は国家公務員として就職して何年も地元を離れたことがありましたが、結局はUターン転職して数十年サラリーマン生活を経験。父親から稲作を継ぎ、少し前に脱サラ~給料生活に別れを告げ本業として農業に就きました。本来なら定年退職まで残り何年もあったので、まだまだ安定収入確保が必要な50代です。今の農業情勢にもいろいろ不安は募ります。

夢をかなえての「人生の楽園」みたいな華々しい話ではなく、田舎や農業の良いところ、じゃないところ、プラスαの出来事など、リアルな目線で農業や地域の行方も見据えながら思い付きで綴ります。

ヤマハ400㏄のオートバイを長々と車庫で眠らせており、車体が不調にならないように年に数回エンジンを回すためだけに周辺を流すのがやっとです。乗る乗らないに関係なく今年も費用の掛かる車検が待ち構えていて、いつかまとまった休暇を捻出して数日でも気ままな旅にでも出てみたいと願う貧乏暇なしスタイルです。

農業だけに固執せず、各種資格等の取得を通して自他のために役立つ多様な知識も身に付けたい‥そんな心構えも持っていたいと思います。

主な保有資格は、宅地建物取引士、FP2級、日商簿記2級、証券外務員一種、大型特殊運転免許、大型自動二輪運転免許、危険物取扱者乙種4類、安全衛生管理者、フォークリフト運転など

ショックこれはキツイ!まさかのイノシシ被害に~惨状を目の当たりにしたその後

※イノシシの写真はイメージ(実際には目撃出来ていません)

9月上旬 自分の田んぼでイノシシによる被害を確認した後しばらく立ち直ることもできず、早生品種のコメであるにもかかわらず刈り取り作業もどうしていいのか分からず、問題のない他のほ場の稲刈り作業を優先していました。頭の片隅には常にこの被害ほ場のことがチラつきながら‥

周辺では以前からイノシシによる鳥獣被害が増加しており、特に近隣集落(町内)は山あいに接しているため被害防止のための電気柵設置のエリアが拡大していました。たまたま運が良くて私の生産している田んぼについては大半が平地だったこともありこれまで対応しなくてもあまり心配することはありませんでした。

今回被害に遭った場所は、そんな既に電気柵が設置してあるところとの境界線です。近くに水路が流れていて雑草もある程度覆い茂っていたことから、おそらく電気柵のほ場を避けながらこの水路伝いに進入してきたと思われます。

今まで被害情報は耳にするものの、被害実態や苦労を自分の事としてイメージ出来ていなかったと反省ひとしきりです。こういうことになるのか💧‥今まで被害に遭って電気柵設置等の負担の重い作業に取り組んでいた地区の皆さんすいませんでしたm(__)m

直接被害に遭った個所は収穫としてはどうすることもできません。せめて刈払い機(草刈り機)で細かく刈りっぱなしにして更にはトラクターなどに装着したモアなどによる細断作業が必要かもしれません。そうしないと踏みつぶされ長い丈のまま倒れた稲はそのまま残り来春の耕耘作業時にトラクターのロータリー機にも絡みつくでしょうし作業にならない可能性大です。

イノシシは、畔では土の中の好物(ミミズや虫?)を鼻で掘り起こし穴だらけにし?)、穂が出揃い水の残った水田に入り穂を食い散らし泥浴びをするようです。集団の仕業としか思えない様相です。

稲の直接倒された個所は稲刈り作業自体が不可能なのはもちろんですが、騒ぎ回った場所もコメが臭くなると言われることもあることから被害の周辺は収穫出来ても主に自家用に充てるしかなさそうです。躊躇してばかりもいられず前に進むしかありません。こんなやりきれない思いの事態は稲作に携わるようになってから初めてかもしれません。しかも今年はコメ不足により米価が上昇しているというのに😢

コメを自家用として収穫するにしてもイノシシの荒らした付近は除外して事前に手作業で刈り倒す必要があります。その後安心して食べれる部分をコンバインで収穫します。イノシシが通っただけの個所も含めて刈払い機で刈り倒したらその跡はもうハチの巣状態に近いことになりました。奴らの憎いこと憎いこと、苦労して育てたコメを自分の手でただ刈り倒すことはとても空しい作業でもあります(;゚Д゚)

でも出来る中での最善を尽くさなければなりません

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